Custom & Bodyrepair
セイコー・アバンティ・ファクトリー Seiko-Avanti-Factory
070-4471-9312
埼玉県八潮市木曽根502-1
ホームページを作っているとお客様がどの内容をよくご覧になられているのか、考えます。
調べていくとSmart のページがよく見て頂いているようです。コストも時間も多くかかる難しい作業です。
太いタイヤを履いて車高を下げると迫力がでて、カッコイイですよね。しかし保安基準で10mm以上タイヤがはみ出すことを禁止されていいます。車検証記載の全幅から20mm以上増えた場合、車検には通らなくなります。そこで構造変更申請をしなくてはならなくなります。構造変更をした場合は車検も新たに取らなくてはいけなくなります。今回のSmartは構造変更の申請を行っています。
Smart forfourをオーバーフェンダーにする作業依頼をいただきました。純正の薄いアーチモールはありましたがそれでは張り出し具合が足りませんでした。お客様はホイールをワンオフで製作されているので、それに合わせてボディもワンオフで製作することに決めました。
パテだけで作るにはかなりの幅なのでウレタンフォームで形を作りファイバーで製作させていただいてからパテで仕上げる方法に決めました。
アーチのラインをスムーズにするために フロント、リヤバンパーも施工いたしました。バンパーも外すことを想定しての接するところの作りこみには苦労致しました。フロントバンパーもそうですが、脱着可能にするのはとても難易度がたかいです。妥協すると、装着時に隙間が出来てしまいます。1ミリ2ミリの勝負です。
お車の車幅を広げる時に作業の方法として、オーバーフェンダーを取り付ける方法と既存のフェンダーをブリスターフェンダーに加工する方法があります。
オーバーフェンダーは車幅を拡張するために取り付けるパーツのことです。アーチ部分に取り付ける半月状のパーツです。
ブリスターフェンダーはフェンダー自体に膨らみを作る作業です。
今回はブリスターフェンダーにて作業させていただきます。一体成形にした場合、手間と作業時間はかなりかかってしまいますが、仕上がりの具合はかなり違うと思います。デメリットはお車が元の形に戻らないことです。
ピッタリの画像が残っていました。最初の画像がオーバーフェンダーの状態です。バンパーカバーを脱着できるようにするのがとても難しいです。フロントバンパーカバーとフロントフェンダーとのチリ合わせはとても時間をかけます。このラインがキッチリ出ているとクォリティーがかなり上がります。
かなりのふくらみが出来ました。20mmは出てるでしょうか、かなりのボリュームです。ノーマル時とかなり違います。ボディの純正色の2トーンの塗り分けも今回の依頼作業にはピッタリでした。車高も下がっていてインチアップもされていますので かなりスポーティに見えます。作業前の予想通りで、イメージはとても高級なチョロQです。
サフェーサーの時点でも実車のボリューム感がわかると思います。狙い通りの膨らみです。3Dでスキャンしていただくことも可能ですが、何分大量生産ではないとコストはけた違いになってしまいます。
実際に装着するタイヤとホイールを装着しての作業になります。バンパーを外して着けての繰り返しの作業が何度も続きます。仮組調整という作業ですが完成時のクォリティを上げるためにはとても大事な作業です。小さい地味な作業の積み重ねです。
塗装ブースで塗りあがった直後はとても艶があって綺麗です。自分たち職人しか見ることはできませんが。
創造していたよりも圧倒的なボリュウーム感。Smartのデザインを損なうこと無くバランスよくまとまったとおもいます。バンパーのグリルなども同時にカスタムペイントさせていただきました。小型車でもしっかりつくりこめば高級感はだせますね。ボディ以外にもかなり手を加えてあるスペシャルカーでした。
とても、楽しく有意義なお仕事の依頼をありがとうございました。次回のこの続きのカスタムの依頼もいただいております。楽しみです。
FIATの500やABARTHで作業しても面白いかもです。
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