Custom & Bodyrepair
セイコー・アバンティ・ファクトリー Seiko-Avanti-Factory
070-4471-9312
埼玉県八潮市木曽根502-1
今回のREPAIR-TECHの作業依頼は、クリヤー及び樹脂の劣化の復元依頼です。30年近く前の製品ですので、無理もありません。逆にいまだにしっかりしているのは、ドライカーボンの凄さだと思います。クリヤー自体も剥がれてしまい、プリプレグのカーボン繊維の樹脂も赤く変色しています。
どれだけ、ノーマルの状態をのこせるかが、重要なポイントです。
どれだけカーボン繊維ギリギリまで劣化部分を排除できるかがポイントです。サンディング後に艶出しスプレーを散布してチェックです。まだまだのようです。このような地道な作業の繰り返しです。
ある程度のサンディング作業が進むと劣化部分も薄くなって発見しずらくなってしまいます。粗だしのためクリヤーを一度散布いたしました。
リヤスポイラーの復元作業と同時進行で、ウィングのサイドに貼られていた”NISSAN"のロゴステッカーも協力会社に依頼して製作していただきました。プリント製作です。
製品に打刻してあるシリアルナンバーも大事に処理いたします。本物の証明書の役割を果たすのですから。
今回のREPAIR-TECHの作業では、レアな作業になりました。どうにか形にすることが出来ました。しかしカーボン繊維に染み込んでいる樹脂の変色部分までは除去できませんでした。カーボン繊維自体もわずかですが、切削してしまったと思います。
お客様にはとても喜んでいただき、満足していただきました。それが何より一番ですね。ドライカーボン製のパーツだからこそ、REPAIR出来たのだと思います。
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