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ニッサンGT-R34 カーボンボンネット修理 経年劣化 ドライカーボン修理

 ニッサンGT-R34 カーボンボンネット修理 経年劣化

今回のREPEA-TECHの作業は,名車 GT-R34のボンネットです。あまりの貴重さと高額車両でドキドキです。保存状態のかなり、いやスコブル良好な状態です。
作業はカーボンボンネットです。カーボン部分に水分が浸入して変色と剥離状態です。表面のボディ色の部分も石ハネなどを修理して耐スリのクリヤーを吹き付けます。少しでもこの保存状態をKEEPするためです。

 ニッサンGT-R34 カーボンボンネット修理 ドライカーボン修理 経年劣化

最近は高級車で増えているドライカーボン製の部品ですが、本来はレースで使用する部品でした。アルミやスチールより軽量で剛性もあることが、レースには適していました。しかしデメリットとしては、コストが高く製作や加工が難しいです。
今回はREPEA-TECHの作業というよりは、延命作業的なものになります。カーボン製品の弱点としては、紫外線、耐熱及び耐水です。これらの影響を多大に受けると、変色や剥離などの状態になってしまいます。

 ニッサンGT-R34 カーボンボンネット修理 ドライカーボン修理 経年劣化

カーボンの切削面から、水分が浸入して変色していました。切削面を埋めて水分が入らない様に処置致します。ボンネットの裏側は本来、クリヤーペイントは施工されていませんでしたが、熱などによって樹脂部分が無くなってしまいました。今回は目消ししてクリヤーを3コート施工します。ストライカー部分やサビが出ているボルトなども再塗装致しました。

 ニッサンGT-R34 カーボンボンネット修理 ドライカーボン修理 経年劣化

ボンネットの表面の石ハネも加修致しました。耐スリクリヤーを施工して、ピカピカになりました。ダクト部分のカーボン部分も黒々して新品のようです。
貴重なお車がまだまだこの状態をキープして頂ければ幸いです。作業中はバッテリーも充電機を接続しておきます。納車の時には満充電です。

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